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第11話~第20話 ドラマから退場した登場人物のまとめ

第11話~第20話 ドラマから退場した登場人物のまとめ


NHK大河ドラマ「真田丸」もあっという間に第20話まで終了し、豊臣秀吉が上杉景勝、徳川家康を上洛させ、四国と九州の平定が完了し、いよいよ天下統一の総まとめ、北条攻めの直前まで話が進みました。

ここで、第11話~第20話まででドラマ「真田丸」から退場した登場人物を復習もかねてまとめてみました。(※第1話~第10話まででドラマから退場した武将はコチラ)


室賀正武(むろがまさたけ)  第11話で退場
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ドラマ「真田丸」は、ドラマ序盤から同じ小県の国衆の真田昌幸のライバルとしてよく登場していましたが、第11話で徳川家康に焚き付けられ、昌幸を暗殺しようと企みましたが逆に返り討ちにあって上田城で斬殺されました。室賀正武のお決まりのセリフ「黙れ、小童(こわっぱ)!」は有名になりましたね。殺される直前までは、信濃の為にいがみ合いながらも手を取り合い共闘すると思っていたので、この回で退場になったのは本当に残念です。室賀正武は、正直いってマイナーな武将ですが、ここまで丁寧に描いた作品はなかったのではないでしょうか。
室賀正武を演じたのは、西村雅彦(にしむらまさひこ)さんです。西村さんといえばドラマ「古畑任三郎」を代表するようなドジでコミカルな役を演じることが多いですが、大河ドラマ「秀吉」では、とても怪しげな徳川家康を演じてブレイクしました。このドラマでの家康のイメージが史実にもっとも近いとの声もあります。
今回は室賀正武が史実どおりに惨殺されますが、もうちょっと西村さん演じるところ見たかったですね。


梅(うめ) 第13話で退場
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真田家の家臣、堀田作兵衛の妹で信繁の最初の妻です。ドラマでは堀田作兵衛は地侍の設定ですので、梅も兄と一緒に戦がない時は一緒に農業をするたくましい女性で、信繁とも相思相愛の中でしたね。
第13話の上田城合戦では、梅ちゃんに死亡フラグが何度も立ちましたが、その度にクリアして徳川との戦も終わって安心していた所に梅ちゃんが城を出て、徳川兵士に無残に殺されたシーンが描かれたのは、とてもショックでした。
うめを演じたのは、黒木華(くろきはる)さんです。最近、若手演技は女優としてメキメキ頭角をあらわしてます。黒木さんは、連続テレビ小説「純と愛」でうめと同じくほんわかした女性だけど、実は嫉妬深くしたたかな千香役を演じていました。
そういえば、梅はお腹に子供ができたと信繁に報告し二人は結婚することになりますが、後にきりと梅の会話で、なんとなくそんな気がしただけで信繁に報告した事を明かします。「これも一つの策よ。源次郎様なかなかその気になってくれないから」と結構、梅もしたたかな女性のようです。


石川和正(いしかわかずまさ) 第14話で退場
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徳川家康の筆頭家老でありながら秀吉にトップハンティングされ出奔した武将です。
当時としてこれは、かなりの重大事件だったのではないでしょうか。なにしろ出奔直前まで、秀吉と家康は小牧・長久手の戦いで戦っていたのですから。重臣ですので、徳川のトップシークレットな部分もよく知っていたことでしょう。この出奔の報を受けて家康は上田攻めを諦め撤退したようです。
出奔に関しては、はっきりの記された書物がないためなぜ出奔に至ったのかは不明です。ドラマでは命がけで伊賀越えルートで家康と一緒に逃げ帰ったんですけどね~(ちなみに史実でも一緒に伊賀越えしています)
石川和正を演じたのは、伊藤正之(いとうまさゆき)さんです。三谷作品にも数多く出演しているベテランさんです。第二話で「徳川家中は一心同体。心配ご無用でございます!!」と家康に言ったときは歴史ファンから総ツッコミが入ったのは間違いありません。出奔後はドラマ的には真田家とは、関わりは薄いのと有働アナが「石川数正は、その後秀吉のもとで、信濃松本10万石の城主となった」とナレーションしていたので、このまま退場でしょうね。



旭姫(あさひひめ)  第16話で退場
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秀吉の妹で、朝日姫とも言われています。家康を上洛させるために秀吉の命令で強制的に離縁させられて、家康のところに嫁がせられる、ちょっと気の毒な女性です。戦国時代での政略結婚の犠牲になる女性は多くいますが、愛する夫と無理矢理、引き裂かれて好きでもない男の所に嫁ぐというのは本当につらかったことでしょう。旭姫は大河ドラマでは「真田丸」を含めて7回登場しています。その中でも
「おんな太閤記」の泉ピン子演じるあさひには泣きました。せんだみつお演じる夫の甚兵衛と相思相愛だったのにね~
旭姫を演じたのは、清水ミチコ(しみずみちこ)さんです。終始ブスーっとした顔芸で存在感ありましたね。ネットでも「真田丸」での最高のキャスティングとの声も。セリフが一言もありませんでしたが、これは三谷さんから真田丸出演のオファーがあった時、セリフがない役だったらオーケーとの条件だったかららしいです。家康との会話も扇子で口元を隠し、側室の阿茶局を経由して行っていました。清水ミチコさんの出演はこの回限りとの事です。約2分半の出演でしたが強烈なインパクトを与えてくれた芸人さんでした。


以上、長文になりましたが、11話~20話までに退場した主な登場人物の紹介です。(この他にも退場となった登場人物はいますが、ここでは割愛します)
1話~10話と比べて、退場者がグッとへりました。まぁ序盤は武田家滅亡、本能寺の変、天正壬午の乱とビックイベントが続きましたからね。逆に大阪編がスタートして初登場した者がドバッと増えました。

今回紹介した中でもっとも印象的な退場者は、室賀正武ですかね~ 惨殺と言う強烈なインパクトな死に方だったし。もう「黙れ、小童!」を聞けないのは寂しいですね。

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