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真田信繁の姉 松(まつ) 史実でも行方不明になった!?

NHK大河ドラマ「真田丸」第6話「迷走」皆さん見ましたか?

先週の第5話の終盤、真田信繁は、安土城から姉の松とその他大勢の人質を救いだし、
明智勢の追手からから逃れる展開でしたが、こんなに女子供沢山引き連れての逃亡は無茶だろうと
思っていたけど、案の定、追手に襲われ、人質達はてんでんバラバラになってしまい、

追い詰められた松は、琵琶湖に身を投げちゃいましたね。まぁその後、地元の漁師に助けられ
記憶喪失なったようですが、ともかく松は生きていました。


このドラマチックな展開は、オリジナルではなく、どうも史実でも本当に行方不明になったそうです。

史実では、真田信繁の姉は、村松殿と呼ばれており、真田信繁の兄、信幸の1つ上のお姉さんで、
長姉として、信幸、信繁に敬愛されていたらしいです。1582年に小山田茂誠の正室になっています。


沼田真田藩の家臣で、祐筆を務めた加沢平次左衛門が江戸時代初めに書いた手記「加沢記」によれば
村松殿は、武田氏滅亡後、真田昌幸が織田に臣従する誓いとして、村松殿は、人質として安土に行き、
本能寺の変の際に行方不明となり、桑名(三重県)で渡し守にかくまわれ2年後に桑名で保護されるとの
記述があるんです。


いやぁ~ このようなマニアックな設定を採用するとは、真田丸の脚本家である三谷幸喜さん、
本当によく勉強しています。可能な限り史実に近いものにすると言っているのは本当なんですね~


さて、木村佳乃さんが演じる記憶喪失になった「松」は、史実通りにドラマが展開するならば
2年後に保護されるわけですが、どのように記憶が戻って、夫の小山田茂誠と再開するか、
とても楽しみです。

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