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豊臣秀吉 親族関係の武将まとめ

NHK大河ドラマ「真田丸」第15話「秀吉」では、新キャストが一挙にドドーっと登場しましたね。歴史通の方ならドラマを見ながら名前のテロップを見て、すぐに誰か理解されたかとは思いますが、歴史初心者である私は、一度にこんなに登場すると正直言って一度ドラマを見ただけでは覚えきれません(汗)

その中でもドラマ終盤に寧が主催した里芋パーティーで秀吉ファミリーが集結して、有働アナより人物の名前と血縁関係の説明がありましたが、おさらいを兼ねて秀吉とはどのような親族関係になるのかをまとめました。(※親族関係は諸説ありますが、ドラマに沿って解説していきます)


豊臣秀長(とよとみひでなが)
秀吉の三つ下の弟です、異父弟とも実弟とも言われています。秀吉が家臣の中で絶大な信頼を寄せていたのは、この秀長です。
唯一、秀吉の暴走を諌めていたのが秀長で、秀長が亡くなった後は、秀吉の行動に異を唱えるものがいなかった為、豊臣家滅亡の原因の一つになったと言われています。秀長が長生きしていれば、利休や秀次の切腹や無謀な朝鮮侵攻もなかったかもしれません。
真田丸で秀長を演じているのは、千葉哲也(ちばてつや)さんです。舞台を中心に活躍し演出家としても評価が高い俳優さんです。


加藤清正(かとうきよまさ)
別名虎之助(とらのすけ)とも呼ばれる、賤ヶ岳の七本槍の一人です。秀吉の母(なか)の従妹の子で、続柄は秀吉にとって、はとこになります。
はとこなので秀吉との血の関係は薄いですが、清正が幼少の頃より、秀吉や寧が可愛がったようです。ドラマでは、石田三成の屋敷で酔っぱらって正体を無くしてしまい、次の日に詫びに来る律儀な所や秀吉の命で、馬廻衆の立花権三を井戸に投げ入れ殺害する冷徹さを描いています。
あと、関ケ原の戦いの伏線となるような石田三成と意見の対立が描かれていました。
真田丸で清正を演じているのは、新井浩文(あらいひろふみ)さんです。映画を中心に活躍している実力派俳優です。身長は181㎝あり、並ぶと信繁(堺雅人)が小さく見えます。


福島正則(ふくしままさのり)
清正と同じく、賤ヶ岳の七本槍の一人です。秀吉の父の妹の子で、続柄は秀吉にとって、いとこになります。ドラマでは史実同様、大酒飲みで描かれており秀吉よりも一回り大きいマスでグビグビ酒を飲んでます。清正同様、石田三成とは馬が合わず、ドラマでは正則が幼少の頃、可愛がってもらった秀吉の母が徳川家康の所に人質に行くことを決まった事に不満を持ち石田光成ともう少しで喧嘩になりそうでした。
真田丸で正則を演じているのは、深水元基(ふかみもとき)さんです。モデル出身の俳優さんで、身長は187cmもあり、ドラマで加藤清正と並ぶと二人のデカさに圧倒されます。


豊臣秀次(とよとみひでつぐ)
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秀吉の姉の長男で、続柄は秀吉にとってになります。秀吉の実子、鶴松が1591年8月にわずか3歳で亡くなると秀吉は11月に秀次を養子にして12月には関白に就任します。
しかしその2年後、秀吉の実子の秀頼が誕生すると、すぐに邪魔者扱いされ強制的に出家させられる、悲劇の関白です。ドラマでは、鷹狩の帰りに美味しそうなビワをちぎって、叔母(寧)にプレゼントする心優しいところがあったり、政治の面では、秀吉に質問されても答えられない少しおバカさんで、プライベートでは秀吉に似て女性が大好きな武将として描かれています。なにしろ史実では、多くの女性に手を出し、側室の数が30人以上いたらしいですから。
真田丸で秀次を演じているのは、新納慎也(にいろしんや)さんです。元「うたのおにいさん」で活躍し、以降ミュージカル作品で活躍しています。


辰之助(たつのすけ)
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後の小早川秀秋(こばやかわひであき)です。寧の兄の子で、続柄は秀吉にとってになります。小早川秀秋は1582年生まれなので、秀吉と歳の差は44歳です。因みに秀次との歳の差は14歳です。
辰之助が3歳の時に秀吉の養子になります。その後、秀吉の実子の秀頼が誕生すると、1594年に秀吉の命により小早川家に養子縁組に出されます。
こんな愛くるしい辰之助も元服してからは、酒を覚えた為、深酒をして寧も頭を抱えていたようです。21歳の若さで病死するもアルコール中毒による内臓疾患が死因であると言われてます。
秀吉の養子になった事で、様々なプレッシャーがあって、お酒を飲まなければやってられなかったのでしょうか、、、。
真田丸で辰之助を演じているのは、齋藤絢永(さいとうけんと)くんです。おそらく次の小早川秀秋の登場は成人した時でしょうから、おそらくこの回で退場かと思います。

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里芋パーティーですが、話の流れから上杉景勝が上洛した1586年頃と思われますので、各年齢は、
秀吉49歳、秀長46歳、清正24歳、正則25歳、秀次18歳、秀秋4歳になります。因みに信繁は19歳です。
有働アナがナレーションで言っていたように、この頃が秀吉ファミリーの一番幸せな時期だったのかもしれません。

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